塗装準備:ロゴ作成

一見ひどい有様に見えますが・・・・・まあ毎度こうなります。
でも、やっている本人は意外と楽しかったりするので大丈夫。
図柄を考えたり、切ったり剥がしたりしていると”クリエイティブなスイッチ”が入る事があり、当初考えていた精密なスケッチとは別に「急にちがう事」がしたくなる時があります。
そういう時は気持ちの向くままにやってみることにしていますが、大概は上手く行くものです。
俗に言う「神様が降りてくる」ってやつ。

そうなると作ったものが不要になることもしばしば。
折角作ったのに勿体ないのですが、今回も大量に廃棄してしまいました。
売れば一つ千円以上だと思うと、余計に勿体ない。
たまにオークションにでも出してみようかな。。。

マスキングシートはただ貼ればいいってもんじゃありません。
水平・垂直はもちろん、他のパーツとのラインや繋がりを意識したラインを見つける必要があります。
しかし、そを見つける人間の目ほど当てにならないものは無く、そんなときの為の器械なのです。
ただ、パーツ(例えばフレームとか)を跨いで伸びて行く一本のラインを引くときは、このレーザー墨出し機ではダメ。
そこだけは、何の根拠もない曖昧な一本のラインを、目視で(こころの目)見つける必要があります。
何と言うか、これは経験です。
理屈ではしゃがみ込んで水平にレンズを構えた時に、しっかりと噛み合っているデザインが理想なのですが、実際のライダー目線はそうではありません。
バイクから降りて缶コーヒー片手に見下ろす構図がほとんどだし、仲間との会話だってその角度です。
故に、機械では無いライダーの目線で「敢えて間違っているライン」を選ぶこともあります。
この辺のさじ加減は、もう経験と言うやつでしょう。

アンダーカウルは、やはりにぎやかになってしまいました。
まあ、実際に付いているパーツなんだから仕方ないのかもしれない。
本当は・・・・こういうの好きじゃないんですが、みんなが大好きだと言うので仕方ない(笑)。
一体何がカッコイイのか?・・・・いまだに分かりません。
時々ですが、私は世間一般の”ライダーの価値観”が受け入れられませんが、まあ・・・その”違い”が逆にいいのかもしれないな~と、自分に言い聞かせています。
カウルALLペイント1

はい、こういうのでしょ?(笑)。皆さんの期待通りのが一本完成です。
世にも珍しい、Hayabusa用ワンオフアンダーカウルです。
このカウルは、下半分がGSX-R1000 L6のクレバーウルフのレーサーカウル。
エアダクトから上半分は、純正のハヤブサカウルを使っています。
レースカウルのもつ舟形形状を用いて、切りっぱなしのOPEN形状だった純正カウルに蓋をし、取り付けたチタン集合管に合わせた穴あけ加工を追加、ステップ後方にむけて少し延長しています。
取り付け方法は純正カウルと同じ4点で保持しているので、強度的にも問題なく、エアフローも変更しないもので、極端に車高も下がったりしません。
一部切開したエンジン開口部は強度が落ちる為、小さな土手(リブ)を作って対応しています。
SSよりなスポーツツアラーとして、あまり気を使わないで使えるように意識しました。

アッパーデザインはCGから小変更しました。
シルバーのラインを削除して白抜きに変更。
ゼッケン風の塗り分けも行い、SUZUKIの文字は少し大きめに白抜きにて配置。
左右から生えるブルーの鎌のようなデザインは「アレ」から来ています。

そう、ビニャーレスが駆っていた2016年式のGSX-RRです。
懐かしいですよね、そしてあの年は妙に速かったw
エクスターモデルにするには青が足りな過ぎるので、今回蛍光イエローにはご遠慮いただきます。
その代わり、スズキワークスからーのブルーグラデーションを再現。
水色・空色・紺色の美しい旋律が、パールホワイトのキャンバスに映えます。

鎌の根っこは紺色で、そこからブルーにグラデーション。
それに寄り添うように外側には空色のラインが並びます。
寒色のコーディネート。新雪の様な色の無いパールホワイトに、青いラインが涼しげです。

埋め立てたウィンカーホール付近のブリスターエリアには一切手を付けません。
湾曲がきつくて、ロゴが歪みまくるに決まってます。
その下辺に、3型隼を少し意識してデザインされたオリジナルのHayabusaの文字。
ブルーの三本ストライプに少し被さるように配置され、デザインに一体感を持たせました。

タンクにはロゴ無しだったはずですが、ここで悪戯。
これまで何台も乗ってきた、SUZUKIの愛車に達にあったロゴを拝借。
本来は赤と青のSを並べるところですが、ここはブルーの深いトーンでのグラデーションで統一。
メガスポーツだったこの車両に 「SUPER SPORTS」 とすることで、SS化したことをアピールです。
昔からのSUZUKIファンには、たまらなく懐かしいロゴだと思います。
下のラインも、紺色からブルーまで変化するグラデ―ションをさりげなく入れています。

GSX1300Rのロゴにもひと工夫。
オリジナルのHayabusaに付いているGSXのロゴは、角が少し取れたソフトな物でしたが、これは1986年~1999年までに使われていたGSX-R1000やGSX-R1100系のフォントを流用して仕上げたオリジナルのデザインです。
どことなくクラシックでありながら、GIXXERの遺伝子を疑わないこのロゴデザインには、実はそんな秘密がありました。
過去全てのGSX達の遺伝子(俗称:スズ菌)を、この車両デザインには結集させています。

アヒルのくちばしの様なレトロ形状のフロントフェンダーは、1980年代のGSX-R400Rをイメージした物で、ダンロップロゴのDマークには、エンブレムと同じブルーグラデーションを施しました。

Hayabusanoアイデンティティである漢字ロゴをサイドカウルに踏襲しました。
ロゴは2型と3型をMIXしたもので、微妙にアレンジしてあります。
ロゴをマスキングした状態で、中目のラメが入った、荒いシルバーを部分的に吹いていますが、これによって無彩色のコーディネートが完成します。
一見純正風に仕上がげながらも、唯一無二の存在感を放ちます。

本来私はDENSOのプラグを使わず、NGKレーシングプラグ一筋ですが、今回は妥協。
なぜって、ロゴのモチーフは今回ヨシムラ8時間耐久レーサーを参考にしているからです。
スズキ・エンデュランスレーシングチーム=SERTがロゴに入っているのもそのため。
インスピレーションとなった鐡隼(テツブサ)も、元はと言えば、つくばサーキットで開催される名物レース「TOT」への出場を目的として作られたレーサー車両です。
赤黒のYOSHIMURAカラーでは無い物の、白青で8耐レーサーをイメージしたという訳です。

