カフェレーサーデザインを考える①

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SUZUKI

カフェレーサースタイルがすっかり市民権を得て、カウルではなくエンジンも含むバイクそのものをデザインとする事が多くなってきましたが、今回はカスタム目線で「カフェデザイン」の定義を分析・解説してみようと思います。
今回は、名機GSX-R1000 K5と、日本のみで短期間デリバリーされたGS1200SSが素材です。

クラシックバイクの魅力的な「アンバランスさ」を分析する

GSX-R1100  通称GU74A

クラシックなGSX-Rと言えば、根強い人気なのがこのGSX-R1100 GU74Aです。
シュノーケルマスクのような大きく張り出したヘッドライトが、愛嬌たっぷりです。
出目金とも呼ばれるこの個性的なマスクが、今も愛されている理由かと思います。

GS1200SS  通称GV78A

そのアイデンティティを受け継いで、現在によみがえらせたのがGS1200SSと言うモデルでした。
コンパクトな水冷SSに時代が変わろうとする中、逆行する形で発売されましたが、セールス的には振るわずにすぐに終了となります。
油冷と言う独自のエンジンと、大柄でクラシカルなデザインが、現在では非常にレアな存在としてプレミアムが付いており、とんでもない価格になっています。
しかし、油冷のキャブ車である事に変わりはなく、パーツもほとんどないので、オーナーは維持に非常に気を使っていると思われます。
バラシでパーツが出てくることもほとんどなく、楽しむには厳しくなってきました。

名機 GSX-R1000 K5

一方でこちらは名機GSX-R1000 K5です。世界中で愛され、それ以降のシリーズの祖となるモデルで、部品の互換性も高くアフターパーツも山の様にあります。このK5のエンジンは現行機種にも採用されるなど、15年以上にわたる実績があります。
178馬力とパワフルで、トルクもあって非常に乗りやすいバイクです。
今回はこの名機K5を使って、GS1200SSのカフェスタイルを考察してみましょう。

GSX-R1000 K5 ストリップ

K5は、とてもオーソドックスなスタイルのフレームワークです。
どこにも「凝った」部分がありません(苦笑)。
まあ、これがスズキの良い所でもあります。
ラムエアダクトの配管をどうするかは後で考えるとして、これをどうスワップするといいのか?
問題点やコツについてみてゆきましょう。

GS1200SSの大きなカウル

GS1200SSの特徴はこの出目金を上回る大きなカウルです。
丸くて垂直に立っている、卵の殻のようなスクリーンが特徴的です。
バイクの空気抵抗など全く考えられてないようなこのデザイン画面白いですが、これがとにかく大きくて不格好とも言えます。
せめてもう少し幅が狭く、高さの低い物であってほしいと思うのは私だけでしょうか?

GV73A後期

スクリーン部分のみワンオフで造形したいと考えましたが、同じ系統のGSX-R1100で検討します。
このGSX-R1100 GV73Aの後期ではカウルが寝すぎで、合体することが出来ません。

GSX-R1100 GU74A

GSX-R1100でも、GU74Aまで戻ってしまうと、車両の幅が狭くカウルのサイズも幅がありません。
=スクリーンの大きさも小さく幅がありません。
スワップするとGS1200SSのカウル幅と違いすぎる為、断念しました。

GV73A 前期

同じGSX-R1100でもGV73Aの前期型ならば、GU74Aの形を継承しながら一回り大きなものです。
幅も高さも許容できる範囲なので、これを検討しましょう。

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