実車化する
試しにGS1200SSのアッパーカウルを当てがってみました。恐ろしく似合ってません。
GSX-R1000の流線型が台無しもいいところです。
レーサーとカフェレーサーは「カフェ」のと言う単語の違い以上にある様です。
早くこの気の毒な状態を脱出しないと、モチベーションがドンドン下がってしまうので先に行きます。
この絵を見て「よし!やろう!」と口に出せる人はかなり少ないんじゃないかと思います。
私はどこかおかしいのかも知れません。
これを・・・作れるのか?
このままK5として仕上げた方が、世の中の為なんではないだろうか?
様々な考えが頭の中をよぎりますが、こんな時こそGOALがあると言うのは素晴らしいと思う訳です。
さて、気が変わらないうちにコストのかからない方法で検討します。
それにはコレ!段ボールが一番です。
加工コストがかからないし、プラ板よりも安価ですので、失敗したらごみとして捨てられます。
段ボール職人とまでは行かずとも、まあまあの形までであればこれで作れてしまいます。
角度や曲げ、サイズ感も作り直しが効くので、段ボールは非常に便利です。
さて、シートの何となくの形が見えてきました。CGでは、実車の幅やフレームの張り出しなどを考慮していないので、絵に描いたように作るにはそれなりの苦労があります。取り付け位置や、フレームの避けを考えつつ、折り合いを付けながら少しずつ形状を変更しなくてはいけません。
段ボールシートを養生テープでマスキングすれば、簡易の雄型の出来上がりです。
テープの主成分がPPなので、離型剤要らずで型抜きできます。
大雑把につかむ意味では有効な手ですが、これ一本でバイクカウルを作るのは無理なので辞めた方がいいです。表面が凸凹になるし、面を出すには家一軒分のパテが必要になると思います、
ほらねw。でもここで「あれえ?」と思った人は鋭い!
これが後の悲劇を招くことになろうとは、露とも思わずおりました。。。