アッパーカウルをワンオフする
GS1200SSのアッパーはカッコイイのですが、あまりにもスクリーンが大きく張り出しており、GSX-R1000のスリムナボディには大きすぎます。そこで検討の結果GSX-R1100 ’89用のスクリーンを使用することで小顔化しようと決めました。
小顔化するには、まずドッキングさせないといけませんので、スクリーンを元に型を取ってゆきます。
今回はスクリーンを養生することで雄型とし、直で肩を取ってゆきます。
小物であれば削りのコストを何とかクリアできそうなので、これで行きます。
さて、面倒な雰囲気がプンプンしますが、仕方ありません(笑)。
ベルトサンダーを使って、左右均等に上手に削ってゆきましょう。
ハイ出来た!(ってそんなに簡単じゃないよ・・・)全身粉だらけになりながら、なんとかやり切りました。ベルトサンダーは気を抜くと、一瞬で削りすぎてしまうので大変苦労しました。
GS1200SSのアッパーをちょんぎりました。ああ、勿体ない。
結構高いんですよこれ。。。もう後戻りできません(笑)。
切ってしまえば、もう度胸が据わります。
ドンドン要らない部分を切って行き、ドッキングに備えます。
目頭の部分の開き具合が邪魔なので、絞るに当たって造形してしまう事を決めました。
造形部分はベースをFRPで作ってしまいます。
微妙なカーブを作る為、平坦にならぬように気を付けます。
個人差だと思いますが、曲がっている物を真っ直ぐに削るのは簡単なのですが、まっすぐの物にカーブを付ける様にパテを盛るのはとても難しいです。
さあ、ドッキング終了です。
大分小顔になりましたが、それでいてGS1200SSっぽいナックルの張り出しがエグイです。
幅の問題さえなければGSX-1100 ’87のアッパーを使う所ですが、さすがに現代SSの幅に油冷のスリムさはありませんでした。
レアなGS1200SSのアッパーをチョイスしたのは正解だと思っています。
ここまで作りつつ、全体を仮組してバランスを確認しておきます。
おかしいな・・・・カッコ悪いぞ?!え?なんで??