何とか形になりつつあるシートカウルですが、最後の難関が待ち構えています。
それはシート脱着用のキーシリンダーの移植と言う荒業です。
理想は、バイクの鍵１つで、エンジンもかかり、小物入れにもアクセスできるのが望ましいので、それにチャレンジしようという訳です。
純正のキーシリンダーはワイヤーを引っ張ることで、キャッチが外れる様な仕組みです。
取り付けは、プレートを挟み込みながらクリップで押し付けているだけ。
分解すると意外にシンプルでした。
ワイヤーの取り回し敵に「届かない」位置にさえなければ、どこにでも移設可能です。
最終的には３つのパーツがこのように合体する感じです。
クリップは、挟む込む物の厚みによって、きつくなったり緩くなったりします。
キーシリンダーは、純正っぽくシートの真ん中にドデン！と付けます。
格好よくサイドの端っこやRフェンダー裏にも付けれるのですが、このバイクは「ダサカッコイイ」がコンセプトなので、そこはかとなくダサくなければいけません(笑)。
色々知恵を絞って何とか綺麗に穴を開けました。
突起部分は、キーシリンダーが回転しない様にする為の、回り止めになっています。
シート裏はこんな感じになります。
ワイヤーがクルンと弧を描き、シートカウル内に上手く収まりました。
仕上がりは上々です。
塗装にて仕上げると、一層「純正チック」で良いと思います。
決して格好よくない所がまたいいのです(笑)。
実際の動作はこんな感じです。
パチンと嵌って気持ちいいですね。
小物入れも犠牲にしない、ワンキーで開閉可能なシートカバーとオリジナルシートがようやく完成しました。
