CBR1000RR CB1100Rカスタム㊿+5

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HONDA
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補器類レイアウト①

SC59はマスの集中化を目指したためか?機器類同士の隙間がほとんどなく密集しており、本来前方にある物が後方にあったり、後方にある物が前にも後ろにも無くて、タンクの裏にあったりと、バイクのセオリーを完全に無視しています。
それは当然補器類にも当てはまる訳で、ノーマルカウルを取り去ってしまったがために、完全に行き場を失っていました。

その上今回は、Defiの追加メーターまでつけているので、配線などが混み合っており、ヘッドライト付近は思いの他カオスな状態です。
アッパーカウル前方のライト周辺には結構なスペースが出来たので、ここを活用します。

追加するDefiのタコメーターは、堅牢な既成ハウジングをそのまま使います。
純正のアルミ製カウルブレースに穴を開けてボルト止めで十分な強度でした。

普通のプラスチックよりも固い物(エンジニアリングプラスチック?)で出来ているのできちんと保持できます。
ボルトも貫通しており、周り止めの処理もされていて完璧です。
最初から後付けされる前提で作られている商品は、本当に良く考えられています。

メーターは万一車検の際に邪魔になる場合(純正メーターのスピード表示を隠してはいけない)も考え、脱着が容易に出来るようになっています。
ここもワンタッチカプラー処理を行いました。

補器類レイアウト②

フロントに集まってしまった補器類はこのように綺麗に纏めました。
耐久レーサーなどが、ヘッドライトのある位置に、追加のOILクーラーやキャッチタンクを配する事がありますが、いみじくもエアフローチャンバーなど筒状の物がここに収まり格好いいです。
ヘッドライトステーにはいろいろ後から加工が施されることになりました。

ダクトに接続されていたエアフローセンサーなどの一部も残したまま、一緒に設置します。
右側はエアフロ―関係で残した補器類が集約されます。

反対側の左には転倒センサー(ここに出てきている)が鎮座します。
これがブラブラしてると、いつまでたってもエンジンが掛かりません。
内部にあるコマを安定させる為にも、水平器でしっかり計測後に穴位置を決め固定します。

センサーには、上と下を間違えないようにちゃんとサインが書いてありました。
こう言う所もホンダです。

少しハンドル周りにリレー類が残ってしまいましたが、このくらいなら許せます(個人的に)。
整全般備は、コラボ先のコムロモーターさんにお任せしてますので、あまりガチガチにタイラップせずで、余力を残しておきます。
私の作品群が良く整備に入るようなので、運が良ければ他の車両とも会えるかもしれません。
水戸に行った際には寄ってみて下さい。

これがライダー目線のコックピットです。
ハリケーンのジュラルミンハンドル+小ぶりな追加メーターが可愛い感じで、私の作品にしては随分と控えめな印象です。
なんだったら、少しオシャレに見えるのは、どこもかしこもホンダ流だからかもしれません。
それだけ純正全としていてまとまっているコーディネートです。

アッパーカウルの支持は基本的に80%が純正カウルブレースが受け持ちます。
ウィンカー内蔵の純正ミラーとともに共締めされます。
サイドに配したL字型のステーは、角度決定用のサブアームです。
ラジエーター固定用のアルミフレームパイプ部分の内径にタップを切って雌ネジ化し、そこにM6のキャップボルトを使って、ワッシャーを噛ませ弱トルクで固定しています。

雑然としていたフロント周辺はこれにてスッキリ!大変身です。
機能的で整然としたレイアウトは、少しレーシーに見えるからちょっと不思議です。

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