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CBR1000RR CB1100Rカスタム㉘

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モデファイ2:シングルシートカウル

違和感を拭えぬまま今夜もトライ&エラー。
毎晩のルーチンになりつつありますが、興奮するのか?寝つきが悪くなるのが悩みです。

ガチャガチャやってシンプルなスタイルに落ち着かせてみました。
既定路線ですが、それゆえに違和感は無し。
ただし、ディテールは大甘です。

クラシックなシングルシータースタイルですので、見ていて安心感があります。
小物入れスペースもたっぷりとれそうに見えますが、中身はSPのシングルシートカバーのカバーなので、全然そんな空間はありません(笑)。

ディテールがぼんやりしたままなので、少しシャキッとさせます。
やっぱり結局全部やり直しでした。

散々悩んで、幾晩もの間行ったり来たりしたシートのラインをようやく見つけました。
当初はこのブルーのラインの様に、絞り・エグリで変えられると思っていましたが違いました。
予定されていなかったカウルの張り出しが邪魔で、どう削っても効果が薄い。
削れば削る程に、直線的なシートデザインになってしまい、フロントカウルとのマッチングが悪くなるというループに入ってしまいました。
「必ず正解がある」と自分に言い聞かせていましたが、正解は意外な物でした。

なんと、見つけた正解はこの赤いライン。
前側の黒いシートカウルと後ろ側の黄色い造形部分を結ぶカーブをしっかり見せることで、一体感が上がり、結果的にスッキリ見える事が分かりました。
尖ったイメージが柔らかくなり、前後カウルのマッチングと言う意味でも上々です。
難しそうに見えて結構単純な答えでしたが、分かるまでかなり時間を取られてしまいました。
これだからデザインは面白いし、やめられない。
毎回新たな発見や、自分のスキルアップを感じます。

分かりずらいと思うので、CGで面を分析してみます。
実際はここまでのエッジは出ませんが、3面がお尻に向けて交わってゆきます。
ナイフのような美しいカーブが目を引きます。
あまりクラシックになりすぎない、モダンなラインはネオカフェ路線として良いチョイスです。

モデファイ3:シングルシートカウル

さて、2週間もかけてようやくトンネルから脱出しました。
こうなれば前進あるのみ。
歪もうが何だろうが、まずはサイズ感を掴むためにモデリングします。
型紙さえ大まかに取ってしまえば、あとはどうにでもなる世界です。

端材を当てがいながら鼻歌混じりでサクサクと作ってゆきます。
純正マフラーを見ればわかってしまうのですが、それでも所々にSC59の面影を残すのがテーマです。
SPは、シングルシートカバーのシートストッパー部分の造形が美しいので、そのまま活用です。

丸パクも嫌なので、少し考えた後、部分的にコブを見せることにしました。
きっとSC59オーナーならば「これはSPがベースだ」とピンとくるはず。
ツーリング先での楽しい会話が想像できます。

例の如く、半分だけ作って反転させ、シンメトリを作ります。
古いやり方ですが、CADも3Dプリンターも出来ない私には、この方法が一番合ってます。

フラットに見えて曲線の集合体。
こんなもんをシンメトリに作るのは、なかなか骨が折れます。
シングルシートカバーはここで一旦中断して、まずはシートカウルのマスターを作ってしまいます。

何万円も出して買った新品の黒ゲルシートカウルは・・・・切って切って切りまくった結果・・・・結局片側でこれしか使いませんでした。
ああ、なんという矛盾(笑)。合掌。

3D型紙を取りつつ、涙をこらえて左右同じ物になる様にカットです。
まだまだ続きます。

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