CBR1000RR CB1100Rカスタム㊿+17

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HONDA
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アッパーカウルFIX

アッパーカウル塗装の全工程が終了しました。

最後ですので、ウレタンクリアをしっかり丁寧に塗り重ねます。
湿度や室温に合わせた粘度調整がピタリと上手く行くと、塗料が踏ん張って垂れにくくなります。
インターバルは30分。
焦らずじっくりと、何度も何度も繰り返して一晩かけて塗膜を育てます。

輝くナックルにグラデーションがとても美しい。
ヘッドライトのトップラインと一文字のプレスラインが意味を持って語ります。
押し出し感の強いデザインがカスタムバイクとして良き。
CBR600RRのスクリーンベースとの相性も良い感じです。

グラデーション部分のバーガンディエリアのUPショット。
パールトィンクルレッドの中にあったゴールドの輝きは、まるで川底に沈む砂金の様です。

威風堂々。
半年を掛けて追求したカウルが、ついに現実世界へと出現しました。
アッパーはこれにて終了です。

シートカウルロゴ入れ

アッパーのインターバルを利用して、シートカウルへRRロゴの白いベース部分をマスキングして塗装。
上塗りのパールを吹かずに、グラススプラッシュホワイトの下塗りの青い白のみを使います。
RRのロゴベースは、まるで紺碧の青に浮かぶ白い雲の様です。

乾燥後、精密な加工を施したマスキングシートをセットします。
切り出しと剥離だけでも難しいのに、先に塗ってある図案に対して、正しい位置にピタリと張り付けるのはかなり難しい技です。
貼り直しのきかないシートなので難しさは尚の事。
呼吸を止めて一発で仕留めます。

この絵を見るのに、随分と長い時間がかかりました。
後ろのHONDA WingもRRロゴも、グラデーションがさえわたります。
濃いパール粒子が、後ろに行くにつれ深い青に移り変わります。
モダンなHONDA Wingに、これまたモダンなオリジナルロゴがマッチします。

取り付け後の車両へのマッチングも良好。
他のパーツとの水平基調を邪魔しない形でのレイアウトに成功です。
リアスタンドから降ろして、自走状態でロゴの角度や位置を決めています。
狙い通りです。

その他もろもろ

唯一のおふざけだった、リアブレーキキャリパーの色は揃いましたが、質感がまだ揃いません。
塗装では艶が出過ぎで違和感があります。
フロントのM4キャリパーを参考に、艶消しにしてみます。

5分艶の艶消しクリアーを作って全体をコーティングしました。
艶消しにしながらも、塗装面を保護してくれるので一石二鳥です。
マットな感じが、フロントのM4キャリパーともマッチします。
塗料にフラットベースを混ぜる場合は、硬化剤も別なものを使います。
艶消しは塗装の強度が下がる傾向がある為、硬化剤も固いものを使って補う必要があります。

うっかり磨いていた際に傷付けてしまったFフェンダーも補修完了。
ついでに、カーボン貼り付け部分の一部に「塗装浮き」も確認できたので、そちらも全面的にほじくり返して、パテにて修正です。
再度クリアーでコートし、無事に完成しました。

タンクカバーもクリアーコーティング。
これにて完成です。

シートカバーもクリアーコーティングを完了です。
これでようやくシートクッションを取り付ける事が出来ます。
乾燥・硬化を待ちながら、残った作業を進めて行きます。

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