レストモッド!GSX-R1000㊾

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SUZUKI

外装もアンダー以外そろそろやることが無くなりそうな勢いです。
アンダーを故意に作らなかったのには理由があるんですが、それはまた今度。
今日はマフラーステーのお話。

マニアの方(若しくはこの車両を狙っている方w)は上の写真を見て「ん?」と感じたはず。
そう、このタンデムステップは反対側の物だったんです。
何故かと言うとこの車両は、アクラポの加工ワンオフのチタンエキパイに、これまた加工したナイトロレーシングのグレネードV3ヒートポリッシュの組み合わせてあるので、ノーマルマフラーステーの位置とは違い、結構カチ上がっています。
ステップとのギリギリのクリアランスでの角度を演出するために、どんだけお金を使った事か・・・・。

ま、そんなことは横に置いておいて、そんなマフラーを台無しにしない様な位置を探っていたら、どういう訳か、反対側のタンデムステップが丁度いい位置を示してくれたという訳。
治具を作らずに正確な位置が出せるので、大助かりです。

いつものように生きのいい段ボールを確保して、作ってゆきます。
シナシナの死んでる段ボールではダメです。パリッとしてないとね(笑)。

段ボールアートの基本は、刃をバンバン折ってよく切れる状態にしたカッターナイフと「絶対に手で折らない」事です。
折りたい所は、定規を当てた状態で、薄ーく切れ目を入れてから、パカン!と正確に曲げます。
適当に手で「グニャ」っと折った瞬間に位置が合わなくなるので、もうその時点で段ボールの型紙としての価値が無くなります。

反対側のタンデムステップから転写した穴位置です。
今回は現物があるので、こういう楽が出来ますが、本来であれば何度も覗き込んでノギスで計測したりする必要があります。

アルミ板から型紙に沿ってステーを切り出しました。
簡単に出来るのは、金属用の刃に取り換えた電動ソーのおかげです。
万力と電動ソーがあれば、ボール盤やメタルソー無しにでもある程度の小物加工が自宅で出来てしまいますので本当に最強のコンビです。
因みに、バイクパーツ作成における万力の選び方のコツ(そんなジャンルあるんか?)は「開口部が広いかどうか」です。
カットするときの素材を水平につかむには、150mm以下だとほぼ使い物にならないからです。
値段が高くても、ここは200mm程度まで掴めるの物を奮発しないと、安物買いの銭失いになります。

設備投資したとはいえ、使い手の問題もあって、使い方がヘタクソだとこんな風に真っ直ぐには切れません。
そうです。要するに、僕の腕がいいと言っています(笑)。

例によって面取りしてバリを撤去します。
あまり意味はありませんが、ものつくりの品質管理の一環として、角も丁寧に丸めておきました。

丁寧な手作業を繰り返し、理想の長さ!角度もギリギリ!なマフラーステーが出来ました。
ワンオフでも安いところに頼めば1万円ちょっと出すと作ってくれますが、3mm厚の平板から切り出したステーは非常に軽量であり頑丈です。
手曲げ出来る限界と言ってもいい強度があるので、バイクのステー工作には3mm厚をお勧めしますが、通常のDIY店だと2mm厚までが在庫してあり、3mm・5mm厚となると、相当大きなお店にしかありません。
仮に運よくあったとしても、形状が様々なので大きく余りが出てしまったり、寸足らずだったりな事も多い上に、価格がべらぼうに高いです。
これこそネット通販で買うべきもののひとつかもしれませんね。

私が使っているハンドベンダーは、2tの油圧ジャッキを活用したコンパクトな手製の物で、ずっと昔にヤフオクで買ったものです。
アルミ平板やフラットバーを曲げて、カウルステーを作る為だけに買ったので、非常に狭い用途でのみ活躍しますが、そもそも私の要望が狭いのでOKです(笑)。
幅広な物を曲げられない代わりに収納性は抜群ですが、大きいのも曲げたい方はこれと万力をセットで使うと、たいていの物は綺麗に曲げることが出来ます(昔使ったことがある)。

ベンダーの曲げ部分にあるアングルも、バリを取って鋭利になるまでベルトサンダーで削っているので、このように素材にキズを付けずに綺麗に曲げることが可能です。
さあ、ここからもうひと手間掛けて、車両の雰囲気にピッタリコーディネートしてゆきましょう!

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