神は細部に宿る

クラシックなCafeRacerにする為、GSX-R1100 ’87 型式GU74A用のテールレンズを利用します。

そのままだと面白くないので、殻割してからLED化しておきます。

せっかく出来上がってきたシングルシートですが、小物入れを使えるようにしたいので、ぶった切ります。

ぶった切った後も、開閉機構を付ける為には色々と小細工が必要です。

キーロック用の穴だってこの通り。

これで純正同様にワンキーで開閉可能です。

フロントフェンダーもこのままだと面白くないので、ひと手間かけます。

カーボンクロスでオーバーレイしますが、先端のみにします。

樹脂との段差をなくしつつ、パテでつなぎますが、カーボンを出したい所だけはマスキング。

こんな感じで整えてゆきます。

もう一度塗装したら仕上げて完成。ワンポイントカーボンのおしゃれなフェンダーになりました。

フルカウルマシンのCafe化に立ちはだかる問題として、エンジン形状がイケてない点と、LCC用のリアーバタンクがイケてない事が挙げられます。
エンジンはどうにもならないので、このリザーバを何とかします。

リザーバはHondaリード90用の物を加工流用しました。機能に問題ありません。

樹脂製の純正リアフェンダーもカーボンオーバーレイで化粧します。
樹脂を重ねてからいっきに削って行きます。

カーボンをポリ樹脂でコートするので、強度も上がって綺麗に仕上がります。
最後にクリアでオーバーコートして完了です。

タンクサイドの2つの樹脂製カバーは繋いで一つにします。

一体化したカバーをカーボンオーバーレイしてゆきます。

こんな感じで仕上がりました。