ここでとんだ伏兵が現れました。
RGV-Γからインスパイアした、懐かしのアヒルのクチバシフェンダーです。
フェンダーなんて殆どカスタムの自由度は無いので、甘く見て別々に作っていたのですが、それがここで仇となりました。
・・・・・・慣れとは恐ろしいものです。
どう考えてもカウルとのクリアランスが不足しています。
個人的にあと1.5cmは欲しい。
そしてタイヤとの隙間も空きすぎです。
乗車時の体重での加圧、コーナーで荷重+パンプの全てが揃ったら、きっとカウルにHITしてコケます。
K8のFサスはそもそも硬めの設定だし、実はノーマルハイトとそんなに変わらないのかもしれませんが、カウルスワップの際ここはいつも余分にマージンを取っています。
幾ら格好よくても、死んでしまっては何にもなりません。
悲しいですが、やり直します。
ぽこんと出ている部分をそっくり下げてしまえば何の問題もないはず。
接続部分をそっくりカットして、再度繋ぎ直します。
うう・・・悲しいw
再接続の為に、裏までしっかり荒らしておきます。
Γのフェンダーも内側に出っ張ってしまい、タイヤと干渉するので、しっかりと抉っておきます。
接続位置を見計らって仮固定してから、一旦車両に取り付けてタイヤとのクリアランスをチェック。
被りの位置を微調整して、格好を付けます。
完璧な位置が決まったら、ガッチリアルミテープで固定し、内側からファイバーパテで固定します。
タイヤへ当たらないように注意します。
内側からはファイバーパテ、外側はポリパテで仕上げてしまうと必ずクラックが入るので、外側からも同じファイバーパテで固定します。
不要な部分を削除したら、最後にポリパテで化粧します。
Fフェンダーは保安部品として”何か”あった場合、即事故につながります。
どうしても慎重にならざるを得ません。