部分的にピカピカになると、それ以外の部分がどうしても目立ってしまうもの。
フューエルリッドなどはその典型です。
マスキングをして磨いてみたものの・・・・
アルミ錆(シミ?)は手ごわく、ポリッシングしてしまうと、あろうことかバフ仕上げっぽくなってしまいそうだったので、あわてて中断しました。
何でもかんでも磨けばいいってもんでもありませんね。
そこでブライトシルバーメタリックをベースに純正色を調色しました。
アルミの粒子がかなり細かい物をチョイスしています。
大分白くて明るめのシルバーとなります。
塗装に切り替えて、簡易に吹きます。
腐っても2液ウレタン塗装なので、乾燥してしまえばガソリンにだって負けません。
かくして急遽塗装となったフューエルリッドのリペアは完了です。
こういう細かいところの各所がピカピカだと気持ちがいいですね。
赤と黒のADVANカラーの様なタンクの真ん中に、明るいシルバーが良く映えます。
クレバーウルフのタンクカバーのポリッシュも開始。
入念に手作業で番手を上げながら均した後、まずはマシンポリッシュ3Mハード1で目消しを。
次にハード2で艶出しを行って、鏡面となり完成です。
コンパウンドは周囲に飛び散り、ティッシュは湯水の様に無くなってゆきます。
当然着ている服と言う服にも飛び散ってしまい、洗濯しても中々落ちません。
カスタム中の車両にも思い切り飛び散っております。
スマホから流れるJ-POPとは裏腹に、素人のポリッシングは・・・・・さながら地獄絵図の様です。
(猛烈に後片付けが面倒くさい)
タンクカバーやパーツの貼り付けには、3Mのハイタック両面接着テープ 9716を使用します。
この両面テープは業務用で、そんじょそこらの両面テープとは「モノが違い」ます。
超強力接着で対候性に優れますし、何よりもう「テープ」などと言う生易しいものでは無く「ブチルゴムが平らになっただけ」と言ってもいいような感じで「手に着いたら剥がすのが大変」なレベルです。
パーツ固定にはこれ一択です(大事だから2回言いますw)
御覧の通り、バシっと決まりました。
敢えて後付けな感じを出したかったので塗装パターンを延長して塗るなどの柄合わせをせず、真っ黒の鏡面仕上げとしました(シュミレーションはしましたが)。
カーボンにもせず、これまた敢えてボディの黒と同じ色として全体のマッチングを計っています。
タンクカバーを黒ゲルのまま使う人も多いみたいですが、私はちゃんとエボニーブラックで塗装してからクリアでトップコートもしているので、使っていてデニムなどで擦れて艶が無くなって来ても、ポリッシングすればちゃんと復活します(ここ大事)。
タンクカバーはタンク自体のTOPラインを平らにして、タンク自体も少しロングに見えます。
それによってクラシックなカフェレーサーライクな外観が手に入るという訳です。
ロングタンクとガチャピンカウルとの合体が待ちどうしいです(笑)。