色々やったマフラーステーですが、ふと気が付くと足し算ばかりになってしまい、テクニックに酔っていることに気が付きました。
本来私が得意とする「引き算の美学」が、このままでは失われてしまいます。
パーツのカスタム単体としては面白かったのですが、車両全体のバランスを考えて今回は敢えて無地に戻します。
この判断が出来ること。実行できることが、StudioQの提供する価値そのものでありVisionです。
と格好つけたものの、泣きながら削って、再塗装です。
何だったんだ・・・・今までの苦労は。
策士策に溺れるとはこのことです。
そうそう・・・修正と言えば、こいつも意外と大きく治しました。
それはウィンカーの「穴の角度」がイマイチだったことです。
シンメトリな事は当たり前ですが、ほんの少しだけ水平より下に傾いていました。
見る角度によってアウトにもセーフにもなるのですが、ここは厳しくアウトにし、電動ソーで穴ごとぶった切りました。
ぶった切った穴の残骸(ちくわ?)を、一度ウィンカー本体にに付けたまま、理想の角度でアルミテープで固定し、その上でファイバーパテでガッチリ固定。
固定したら、ウィンカーのフランjジナットがちゃんと接地できるように、平らな大地を作ってやります。
これでめでたくトルクが掛かる様になりました。
下向きの角度も無くなりスッキリ!
最初からこうやって位置決めすればよかった💦
最後はお約束の丁寧な処理。
均してからフラットブラックで塗装です。
しっかり乾燥させたら、今度は表側も赤く塗ってあげなきゃ。
これでばっちりですね。
まあ、だれも気にしないかもしれませんがね・・・・。
ここまでやったんですから、拘りは貫きますよ。
ウィンカーホールの赤が乾燥するのを待てず、我慢できなくて組んでしまった図です(笑)。
TG RUNさんの用意してくれたレンズカバーが・・・まあかっこいい事!
MRAのスクリーンは相変わらずちょっとだけバリあったので綺麗に取って完璧。
カウル支持ネジの部分は、スクリーンの9.5mm穴を2か所10mmにする加工もしてあります。
レンズカバーもスクリーンもまだ保護シート貼ったままですが、かなり雰囲気のある車両になりました。
もういつでも走り出せます。
さて・・・・肝心のアンダーですが、どうも作る気が起きないんです。
このままでもいいんじゃないか?と思いつつ、とりあえずニヤニヤしながら眺めています。
ちょっと幸せな気分です。