GPZ900Rのカウルにはいろいろなウィンカーが似合います。
貼り付け型もいいのですが、今回はオーソドックスな汎用ウィンカーを付けようと思います。
その為、カウルに加工をしないといけません。
身近にあるペンを使って、どの辺にどのくらいの深さの穴を開けたいのかを確定させてゆきます。
深さを調節することで、ウィンカーの張り出しを調整できる為、デザインには気を配ります。
貼り付け型のウィンカーを選択しませんでしたが、あまり飛び出した感じにしたくありません。
ウィンカーの発行部分がギリギリ見える様にしたいと思います。
場所を決めたら穴を開ける前に型紙を作っておきます。
反対側にもマーキングします。
ドリルで簡単に穴を開けられるのなら簡単でいいのですが、それ以上ならリーマなどを使う方が、綺麗な穴を開けることが出来ます。
最後は金工ヤスリやペーパーで仕上げてFinishです。
穴を開けるときはテープを貼ってから開けるといいです。
こうすることによって、バリが出にくくなり仕上がりが良くなるので、修正の手間が減ります。
FRPがくっつかない様に、テープを張ったペンを用意してみます。
ペンを突っ込んで、いい感じの深さを探ります。
ちょっと格好悪いですが、とにかく固定します。
もっといい方法があるかもですが、固定出来れば何でもいいです。
大分デコボコしているところに貼るので、いきなりガラスマットだと追従しないと思い、サーフェスマットを千切った上で更に揉んで柔らかくしてます。
ビビった甲斐があり、綺麗に貼れました。
ほんの少しだけ樹脂を作って、一回は薄く貼り乾燥させることが大事です。
それをやらず、一回でドンドン張ろうとすると、筆で直している際にガサっと全部動いてしまったりするので、全部無駄になってしまう事があります。
少しずつ着実に築層しながら、最後にガラスマットを貼って固定しました。
見えないところかもしれませんが、一応裏も目立たない様に塗装してフィニッシュです。
穴を開け、ウィンカーを通して確認です。
ギリギリまでウィンカーは内側にオフセットされ、発行部分のみが見えているので、パッと見ショートウィンカーの様にも見えますが、どこでも売っている汎用品の安物です(笑)。
工夫する事で、目立たない感じにすることが出来ました。