エアインテークを仕上げる
何度も言いますが私はパテが苦手。
もっと言うと「ヘラのしごき方」とか「撫で付け方」の正解が解らない。
どーやっても、巣穴を最小限のパテで上手く埋められない。
まあもういいんです・・・上手くなるのは諦めましたので、大人しくパテはモリモリで行きます。
あー無駄。
そりゃこうなりますよ。そもそもパテが多すぎるんだから。
もー粉だらけです。ホント無駄だ・・・。
電動工具はスピーディに荒く仕上げるところまでは便利なのですが、周囲に粉をまき散らします。
集塵機能付きのサンダーもあるのですが、木材用で平面しか磨けない上に、そもそもコンパクトな物が存在しないのでどうにもなりません。
案の定汚れまくりですが、何かいい方法ないかな・・・・。
とは言え、ようやく形になって来ました。
もう一回ぐらいパテすればフィニッシュできそうです。
まだまだ続きそうです。
メーターパネルデザインを推考する
削り粉で辺り一面粉だらけになったので嫌気がさし、ダクトへ追いパテしたあとやる気を失いました。
・・・って事で、そそくさとメーターパネルデザインの検討に入ります。
DefiのRacerGuage80Φタコメーターは、こんな風にリングで挟み込むことで左右のスイッチをどこにでも自由に配置できる仕組みです。
今回は残念ながら左右にしか配置できませんが、パネルをデザインする意味でも、まずはリングをしっかりと締め込んで、スイッチ類の位置を完全に固定します。
これは、各スイッチとのクリアランスを図る為の試作パネルです。
レブリミットリングと合わせると意外とシビアな感じですが、慣れていますので平気平気。
実際のパネルデザインを何となくフリーハンドで書いてみました。
色んな角度で書きましたが、このぐらいコンパクトな方がよさそうです(これで4個目w)。
デザインはこれに決定です。
実際にくり抜いたりしながら、修正をします。
なんだか・・・・色々やっているうちに、ちょっと切りすぎてしまいました(笑)。
まあ大体のサイズ感を知りバランスを計るものですから、いいんです。
よきよき。
パネルデザインが大体決まったら「カーボンの板っ切れ」を作ります。
適当な大きさのPP板に無色透明なカーボン専用ゲルを刷毛で(ガンが面倒だった)塗りました。
これは一昼夜置くのがセオリーです。
急ぐために母材を炙ってしまったら、PP板ごとあっという間に反ってしまうのでOUT。
じっくりと自然乾燥させて完全硬化を待つのが正解です。
あ、ノンパラでいいですからね。築層するんで。
透明なゲルコートが完全に硬化したら、あまり物のカーボンクロスを切ってゲルコートの上に乗せ、その上からカーボン用の透明FRP樹脂を塗り込んで含侵させます。
透明ゲルコートとFRP樹脂に上下からサンドイッチされたカーボンクロスですが、その上に間髪入れず更にFRPを2層載せてしっかりと含侵させます。
メーターパネルはミリ以下の単位でピッタリのキツキツに作るので、加工しやすいように、少し厚みを持たせるためです。
硬化後にこのFRPには黒で色を乗せておくと、カーボンクロスが万一透けた時にも安心です。
これで十分な強度を持ったウェットカーボンの板が完成します。が!またまた、ヒーター等で無理に温めてしまうとOUT。
あっという間に反ってしまいますので、ガマンガマン。
相手がPP板ですと離型しやすいので、手で持つだけでペロっと剥がれます。
PP板の表面はツルツルじゃなく、そもそも梨地なので、自動的に艶消しパネルになります。
さあ、これを加工してメーターパネルを作ります。