予想される課題
過去の作品ですがZX-10R J/KをNinja化したモデルです。
フレームをギリギリで交しながら、カッコイイデザインを追求しています。
造形もさることながら、カラーリングの妙もあり「取って付けた感」を抑えています。
発展させ、赤も検討してみました。
KAWASAKI=グリーンへのアンチ解答でした。
ZXー10R J/Kは決してバックボーンフレームじゃありませんが、フレームのセンターを貫くラムエアシステムを持ち、ZX-12Rから続くシートの下に潜り込むようなガソリンタンクデザインを踏襲しています。
マスの中心化による速さを求めた結果なのか?分かりませんが、なぜか同じ匂いを感じます。
プロトタイピング
さて、既存イラストを材料に無造作に着せてみました。
経験からか?なんだか嫌な予感がします。
この不気味さはどこから来るのか?よく見てゆきましょう(ドキドキ)。
キリンが草を食むために首を伸ばしたかのように、カウルが前にストレッチされ過ぎです。
Fフェンダーと揃えたものの、首が伸びすぎ。ダメですね。
前に水平に伸びた首とフィロントフェンダーの隙間が大きく、余計に間抜けです。
CGでここまで変だと、実車は更に違和感を覚えるでしょう(経験上)。
良く言う、2Dから3D化の際の大失敗です。
アンダーは通常よりも長くする必要がありましたが、勢い無い方がカッコイイでしょう。
どんなマフラーを付けるかにもよりますが、見せびらかしてやるべきです。
全体的に見て「ゴテゴテしすぎ」。
いつもやる「足しすぎ」です。またやっちまいました。
乗り越えるべき壁
私にとって、ラムエアは最大の敵です(笑)。
今回も複雑怪奇。かなり手を焼きそうです。
いちからフルスクラッチで作り直しになります。
カウル作成よりも難しい作業になるでしょう。
もう1400ccって車と同じ排気量ですよね。
そりゃエアフィルターだってカートリッジ式になってても不思議じゃありません。
カウルスワップの際は、整備性も考えなくてはいけませんね。
うーむ・・・・・・こうやって見ると絶望的。
全然スリムじゃないじゃん!
バックボーンって?モノコックって?どうしたのよKAWASAKIさん(笑)。
せめてこの位にしてほしかったです。
GPZ900Rはそんなに顔が大きくありません。
さてさて・・・・・困りましたね。