ARAI RX-7RR feat.NAKAGAMI

一世を風靡し、長くARAIヘルメットの最高峰に君臨していたRX-7RRですが、RX-7Xにバトンを渡すことになりました。
買い替えをするにあたって、必要無くなるこのRX-7RRで、最後に一回遊んじゃおう！と言う事で、パールホワイトの帽体に対して、MoToGPで活躍中の日本人「中上選手」をイメージしたデザインを施してみました。

いつもの様にPhotoShopでお絵描きです。
ちょっと派手なので、キャンディにしつつ彩度を落としてみようかな･･･ってところで決めました。

完成品

テーマはHRCの赤と青の融合。
中上選手はIDEMITSUからの参戦で「赤と白」と言う日の丸カラーが印象ですが、これがもしワークスで出場してら？と言う妄想です。
このサイト、妄想.JPですから。

パターンを切り分けるラインは一色ではなく、目まぐるしくグラデーションで変わり続けるというデザインです。

一見すると派手なように見えますが、彩度や明るさを落としてあるので、非常に目立つ一方でシックにまとまっています。
ホワイトパールにも少し黒う青を混ぜており、俗にいう「まっしろ」ではなく、オフホワイトっぽい感じにしているのが、全体を浮き上がらせない様にするのに効いてます。

横からのデザインは飛翔を願う鳥の羽をモチーフにしています。
ホンダウィングにするのも芸が無いので、こんな風に捻ってみました。

後ろの部分のデザインは、パーツを乗り越えて貫通しています。
デフューザーやウィングも含め、別々に塗装したパーツのグラデーションを完全に合わせるのは、非常に苦労しました。

この赤は赤ではなく、青は青ではありません。
荒めのシルバーを部分的に吹いてから、その上にカラークリアーを重ねて吹くと言う工程を得た、ALLキャンディ塗装となっています。

後ろのブルーの部分は、あえて何も小細工せず、気分に合わせてステッカーで装飾できるようになっています。