GSX-R1000 クラシックレーサーカスタム㉖

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SUZUKI
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形状変更①

神経を使うけど、左右のエグリ部分をさらに抉る加工。
強度的には意外に問題が無いけれど、面を出すのが超むず。

仮に、シート固定の方法として、シートのリブを延長して内側に壁を作りました。
純正シートカウルの取り付け穴を再利用して固定精度を上げようと言う試みですが・・・はたして。

製品として複製した場合、部品として取り付け精度のバラツキが無くなると思いますが、製品自体は複雑になってしまうので、量産化のハードルは上がります。
要するに、サイドカバーへの穴あけをどうにかして回避できないか?まだ試行錯誤しているという事です。

シングルシートも上手く修正できて収まりました。
サフだと陰影が出るので、ダメなところが発見しやすい。
まだボコボコ、ダメダメですが、あと一息です。

アッパーカウルのミラー&カウルブレース取り付け部分は掘り込み加工を施工。
カーボンミラーの取り付けベース&ボルトや、ミラーステム本体がほとんど見えなくなるような深さに設計されています。
ウィンカーとり付け部分の窪みは汎用性を高める為、一度内側に落ち込ませ、地面に対して垂直になるように面を出してあるので、ウィンカーを取りつけてもしっかり水平が出る様に気を配っています。
これによって、オーナーは色々なタイプのウィンカーを試せるので面白い筈。

ミドルカウルはGSXの遺伝子である特徴的な形状は残しながらも、すっきりと車体に取り付けられるように加工済みです。
固定部分のヘソ加工に加え、幅広なラジエーターを避ける為のブリスター加工。
大きく空いている2つのスリットは、純正は内側に滑り台の様にスロープが伸びていましたが、車両のエンジン部分にぶつかってしまうので、両方とも短くカットしています。
アンダーを付けずに走る事も想定し、ミドルカウルだけでもしっかりと固定できることを意識しています。

形状の変更②

時間をかけたオリジナルのアンダーカウルも仕上がりました。
強度も考え、追加ダクト加工は見送り。
今回はSUZUKI MINOLTAカラーになるので、スポンサーロゴが大量に入る為、それに対応するためにキャンバスは広めに確保したいところ。

底の部分は車両に合わせて無理が無いようにカット(そうしないと燃える)。
OIL交換も楽で、メンテナンスも考えられています。
地上最低高もしっかり確保です。

悩んだ末に、タンクカバーはフルカバーではなくタンクエンド型をセット(泣)。
フルカバーがお蔵入りした理由は、あまりにも自然にフィットしすぎて「カスタム感がゼロだから」です(笑)。
鳴いたり笑ったり・・・・忙しいです。

タンクのプレスラインも変更。
より縦に長く見えるようなカバーとしました。
こういう風に、最初からシンプルに作ればよかったなと、少し後悔。
まあ怪我の功名だと思っておきましょう。

たかがタンクエンドとはいえ、セットするとタンクが劇的にシャープになるのが良くわかります。
形状変更だけで、実はタンクは全然長くなっていないのですが、造形で上手く見せているのがミソ。
ハンドルまでの距離は全く変わらないので、ライディングポジションも悪化しません。
純正の使い心地をそのままに、カスタムする面白さがたまりませんな。
・・・・ん?変態でしょうか?。

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