GSX-R1000 クラシックレーサーカスタム⑩

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SUZUKI
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カウルステー作り

溶接出来ればこんな苦労はしないんでしょうけど、もっと気楽にバイク弄りをしたい。
そこは創意工夫で何とでもなります(たぶん)。

アッパーをどうやって綺麗に付けるかについて考えています。

純正のアルミステーと比べると、GSX-R750のカウルは遥か彼方w

しかし、そこはスズキの血統?!
距離はあれど、位置関係はドンピシャだったりするのです。

そうときまれば早速始めます。
文明の利器は存分に使い、目の錯覚や先入観は排除します。

カウル側は後でどうにかするとして、とりあえず現状の位置関係をPP板に写し取ってゆきます。

このカウルの穴はミラー様の穴ですが、斜めに角度が付いて貫通しており厄介です。
加えて平面的に穴開けしているのでABS樹脂の強度にのみ依存しており、カウルの車両固定と共締めなので強度的に持たなかった=俗に言う設計上のミス=持病と言われるものです。
古いバイクのパーツにはよくある事ですが、今回は折角ワンオフなので、加工してカイゼンします。

レーザーポインタでマーキングして穴位置を墨出しします。
カウル側は加工してしまうので、あまり精度は求めません。

徐々に全体のバランスが見えてきました。
グラマラスな迫力のある車両になりそうな予感がします。
しかし、眺めていると、改善できるポイントがいくつも発見できます。
カウル形状でカイゼン出来そうな物、取り付け位置を直した方がいい物、色々分かります。

3mm厚の手ごわいアルミ板を頑張って切り出してゆきます。
電動ソーでもギリギリな厚みですので、もちろん人力でなど正気の沙汰ではありません。
辞めておいた方がいいです。

時間を掛けて切り出し、ベルトサンダーで整えたものです。
簡単に書いてますが、かなり時間を掛けています。
結構な人が脱落するレベルで大変です(笑)が、それを可能にするのが便利な工具です。

アルミの板を何とか切り出したら、今度は加工です。
アルミは簡単に滑ってしまうので、綺麗な穴開けには、ポンチやリーマーは必須です。
そうしないと、折角の素材が台無しになってしまいますし、精度の高いステーは作れません。

位置を決めたり、カウルの加工形状を図る為だけの仮ステーが完成しました。
随分と時間とお金が掛かる仮ステーです・・・・。

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