満足している点
とにかく軽い事。そして速くて曲がる。走行性能の高さは折り紙付きで、現在のSSにも全く引けを取らない。シート高も高く、深くバンクさせることが出来る。視線の移動だけでスっと曲がる感覚には感動すら覚える。コーナーから脱出する際にアクセルを開けるポイントが早くなるので、コーナー後半から立ち上がりのスピードが猛烈に上がり、まるで自分の腕が上がったかのような錯覚を覚える。コーナーをクリアする毎に、仲間たちがミラーの中で小さくなって行く。
不満な点
とにかく軽い事。そして速くて曲がる。走行性能の高さは折り紙付きで、現在のSSにも全く引けを取らない。シート高も高く、深くバンクさせることが出来る。視線の移動だけでスっと曲がる感覚には感動すら覚える。コーナーから脱出する際にアクセルを開けるポイントが早くなるので、コーナー後半から立ち上がりのスピードが猛烈に上がり、まるで自分の腕が上がったかのような錯覚を覚える。コーナーをクリアする毎に、仲間たちがミラーの中で小さくなって行く。
走行性能
クルクルと視線移動だけで曲がり、猛烈に加速する。コーナリングスピードが誰でも上がってしまうくらい安定しているが、一線を越えればハイサイドするから過信は禁物。954のクラッシュは殆どがハイサイドで、フレームまで逝く事が多い。あまり本気を出すと仲間が誰もついてこれず、戦意喪失する程に速いが、嫌われない様に態度には注意を。
乗り心地
とても硬い印象。ツーリングなどもはや苦行でしかない。高速での移動はカウルのおかげで苦もないが、お尻はそうも行かない。加速が良く、フリクションを感じないほどの全域でパワフルなので、高速道路などでは3〜40キロは平気で巡航速度が上がってしまう。パトカーには注意。
積載性
意外とある。シートカバーを開ければ結構いろいろな物が入ってしまう。カッパと工具と缶ジュースが3本ぐらい。大きなものでなければ、ツーリング先でのお土産ですら入ってしまう。
燃費
18km/lくらい。乗り方が峠中心になるので仕方ない。
故障経験
全くない。900cc系列の最後のマシンは熟成している。HONDAプロス店でモデル末期にだけど売られた国内フルパワー仕様を運よく手に入れられたが、大概は国内仕様のECU配線をショートさせてフルパワーとし、排気系のパーツ撤去を行っている。中古を手に入れた際は、どこまでやってあるか電送系を要確認。
総評
素で160kg台(マフラー交換で更に!)でフルパワーなら公道最強と言っていい。軽さは正義とはよく言ったものだ。これをサーキット専用とはせず、ギリギリ峠でもスポーツライディングできるように作ってあるのは、CBRのコンセプトならでわ。開発者でもある馬場技師はトコトン軽量化に拘る一方、小物入れはヒンジも含めしっかりと作った所がなんとも面白い。あくまでも、公道でのスポーツ走行に拘りを感じることのできる名機。