Kawasaki Z1000 03

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満足している点

極端なショートホイルベースから来る、寝かしこみの速さ、圧倒的な旋回性能。1000ccとは思えない軽くスリムな車体。「鉄フレーム最強」の呼び声も高い。

不満な点

極端なハイギヤード化による不安定な操縦感覚。振動が多いエンジン。落ち着きのないデザイン。アフターパーツはほぼ皆無。

走行性能

高いギア比のよって、あっという間にエンジンが吹け上がるので、ギアチェンジに忙しい。切れ込んでゆくようにフロントが入るポイントがあるので、そこを上手く外す必要がある(でないと危ない)。パタパタとよく寝るバイクで、蹴っ飛ばすような加速は「じゃじゃ馬」を地で行く。アクセルワークの勉強にはなるが非常に乗りづらい印象。加速と旋回性にフラグを全振りしたバイクでまるでレーサー。

乗り心地

前後ともに比較的しなやかに動く印象で、硬くも柔らかくもない印象。初めて乗る人はフロントがモトクロッサーのように動くので驚く。峠でもそのピッチングに多少驚くが、慣れてしまえば、これはこれで面白い。

積載性

ほぼゼロ。常に身に着けるべし。リアシートもシングルシートカバーを付けてしまえば、まるでレーサーの様。

燃費

峠メインなら16km/l程度で落ち着く。回転数を上げたまま走れば走る程悪化する。いかにギアを素早くUPするかで燃費が決まる。

故障経験

全くない。9R系のエンジンは成熟してる。異常な振動だけは。どうにかならなかったのか?と思う。

総評

極端すぎる味付けの為、順当にステップアップしてきたユーザーは、あえて選ぶ必要はないバイク。ギア比は日常使いには向かない程、高い設定だし、ガソリンタンクが小さく、ツーリングしても航続距離が短い。加えて、異常な振動に悩まされるので大変疲れる。近所に峠道があり、短時間でスポーツ走行を繰り返し楽しめる人向けの遊び道具にはピッタリ。このバイクに、あまり多くを求めてはいけない。

カスタムの例

GPZ900Rのカウルを纏ったKAWASAKI Z1000 2003
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