KAWASAKI ZX-10R 08

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バイク・車両
満足している点

圧倒的で純粋な速さ。軽くひねるだけでどこまでもモリモリと加速し続け、果てることが無い馬力。それらを止めようとするものが、まるでないかの如く軽い車体。馬力があり、軽くできていること。このオートバイはこれに尽きる。

不満な点

無個性なデザイン。車両価格が高い事。異常に高いシート高。

走行性能

トレースするラインが常に見えている人、カーブへの侵入を体で覚えている人にとっては、息をするかのように自然に操れる。侵入から脱出までの一連の旋回性能は文句のつけようがない。2008年式と違い、2009年モデルは巷で言うようなガチガチのバイクではなく、サスも程よく公道で機能する。すべては乗り方次第と言う事だが、一つだけ言えることは、小柄な人には残念ながら勧めずらい。優れた旋回性能に起因するこのバイクの面白さは、この高いシート高から来ている(乗車時もあまり沈み込まない)。

乗り心地

フラットな特性で癖が無く楽しい。アクセルを開けた分だけ前に進む感じが、上限無く続く不思議な感覚。車体の軽さや運動性能は、停車時にサイドスタンドを払った瞬間から感じることが出来る。ほんのわずかな傾斜でも、車体はスルスルと動き出すのだ。カーブでは、視線を向け、しっかりと体重移動しすれば、思い通りに曲がってゆく。また、高速などをずぼらに運転していても、エンジンの振動が少なく、トルクフルな特性なので、意外や意外 長距離ツーリングなども難なくこなす。馬力があって軽いことが、すべてにおいて良い面となって表れている。

積載性

無い。このバイクと付き合う人は、積載性など気にしたことは無いと思う。最低限、体に身に着けるものだけで乗車し、車両との対話を楽しんでもらいたい。

燃費

回さなければ19km~20km程度。

故障経験

持病は無い。が、しいて言えば「インナーカウル類が繊細なつくり」なので、万一転倒の際には粉々になって衝撃を吸収するだろう。複雑に組み合わされて一体となっているカウルだが、整備性はとても良い部類で好感が持てる。

総評

新型とも引けを取らない、通常で188馬力、ラムエア加圧時には200馬力になるこの車両がいざなう世界は、120~130馬力のリッターバイクとは別次元である。スタートからあっという間に非現実的な速度域まで加速してゆく様は圧巻。たとえ全開走行する場所やシーンが無くても、車体剛性や優れた加速力などは、日常的なシーンでもその恩恵を感じること出来るレベルだ。あくまで自制できることが条件だが、公道を機体性能によって完全に支配出来ると言うこの優越感は代えがたく、ライダーに心理的な余裕を与えてくれる。多くのバイクに乗り継ぎながら「SSなんてムリ」と言い訳したり「もうバイクは卒業」などと嘯くあなたにこそ、ぜひ乗ってみてほしい。「そうか、これがオートバイか」と今一度、強い衝撃を受けると共に、再びオートバイへのドキドキを取り戻すことになる筈だ。

カスタム例へ

GPZ900Rのカウルを纏ったKAZASAKI ZX-10R 08

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