GSX-R1000 クラシックレーサーカスタム㉚

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ラムエアダクト作成

ラムエアと言う言葉は、確かKAWASAKIのZZR1100あたりで使われた言葉だと思うので、正確にはエアインテークパイプと言うのでしょうけど、どうしてもラムエアって言ってしまう(笑)。
GSX-R1000L0のインテークパイプをぶった切って、ドナーにします。

親切なことに、K9-L6のGSX-R1000はインテークパイプをフレームに固定できます。
一か所だけなので完全に固定は出来ないものの、K4ーK9までのパイプは、アッパーカウルの一部にプッシュリベット一つで吊ってあるだけだったことを考えると、仮の位置出しにはとても助かります。

私にしか感じない特殊な感謝を感じつつ(笑)、カウルとの干渉を見ます。
古いGSXのカウルはそんなにタイトに出来ていない事、インテークパイプはフロントフォークをギリギリで避ける様にタイトに出来ているのが普通なことも相まって、干渉の心配はなさそうです。

パイプをぶった切ったので、当然接続が上手く行くわけありません。
純正のゴム接手を使うと楽に作ることが出来ますが、そのパーツは既に30年前に絶版です。
再現性が無いものを作るわけにはいきませんので使いません。

アッパーのインテーク部分は加工しますのでパイプを短くカットします。

アッパーカウルを複製を考えると、頭痛がするようなレベルの複雑な形状です。
普通に型を作っても、100%上手く抜けないでしょうね。やれやれです。

正確に位置を出す

ヘッドライトがついてないので良く見える事(笑)。
位置関係に矛盾はない様です。

最終的にはプッシュリベットで吊る形にはしますが、それまでの間はアルミテープで固定しておいてもらいましょう。

なんだか下水道工事?トンネル工事?でもしているかの様です。
全く形が無いところから製品を作るなんて、あまりないので気が乗りません。

まずはしっかりと位置を固定しないと、見当違いなものを作ってしまいますので、これは重要です。
試行錯誤の末に、ダクトの形状は僅かに違えど、左右シンメトリの位置までは出せました。

純正ダクトは下腹部が多少膨らんでいましたが、今回は一部カットして埋めるような格好です。
もしかしたら雨天の走行を考えての形状だったのかもしれませんが、そもそもL0程の開口部がこのアッパーカウルには無いので、大きな問題にはなら無いと判断し進めます。

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