GSX-R1000 クラシックレーサーカスタム㉛

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試行錯誤

プロトタイピングは得意と言っても、ここまで先の読めないものを、一からではなくゼロから作ることは中々ありません。

「俺は一体何をやっているんだろう」と疑問に思いつつ、失敗してもいいか・・・と言う気持ちでまずは手近なもので形を作って行きます。
段ボール→プラ板の順で形にします。

角も丸めて、純正ダクトっぽくしたい気マンマンですが、一先ずカクカクした状態で進めます。

形が気に入らず、結局左右で4セット作りました(笑)。
不思議なもんで、どんどん慣れてきます。
嫌ですけど。

造詣を諦めて、平らにまっすぐショートカットするところと、そうでないところを取捨選択し、モデルを作って行くとこうなってきます。
しっかり固定出来、カウルに干渉さえしなければOKです。

躯体造形

正解か?不正解か?よくわかりませんが、一晩掛かって一先ずモデルは出来ました。

左右同じ形状でないのは、アンダーステムに取り付けてあるステアリングダンパーのせいです。
ステダンを避けるために凹んでいたりします。

躯体としての形を成すには、形状を維持できて、且つ加工しやすいことがマストです。
そういった意味では、ファイバーパテは打って付けと言えます。

タルクを樹脂で説いただけのパテでは強度的に脆いので、ガラスマットを荒くチョップして沢山混ぜたものを作ります。
作業性は悪くなりますが、完全に硬化すればしっかりと強度が出ます。

半硬化状態のゴールデンタイムを見逃さず、まるで大きな鉛筆をナイフで削る様に、素早くカッターで成形します。
なんだか干し芋みたいで美味しそうです。

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