レストモッド!GSX-R1000㊷

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さて、お次はフェンダーレスキットを作ってゆきます。
今回作成した、エグイほどの造形美を誇るワンオフシングルシートカウルは、純正のK8のシート周りのありとあらゆるディメンションを無視しているからです。 
ここは責任を取らなきゃいけません!(;^_^A  

普通のフェンダーレスってこの位のオフセットなんですが、今回はシートカウルがシートレールに、かなり深くかぶっているので、出幅が全然足りてません。

とりあえず段ボールで測ったところ、こんな滑り台の様なとんでもない長さになりました。
コイツが2本必要になるという訳ですが、あまりに長いとグラグラしてしまいます。
長さはどうにも変更することが出来なさそうだったので、補強を入れるかどうかで悩みましたが、リアインナーフェンダーやトレイと共締め=シートフレームにダイレクトにボルト止めすることで、走行中もグラグラせずガッリチリと固定できると判断しました。

今回は剛性を考え、ガレージにある最強のアルミ素材、アルミ平板 1000×3×40に登場してもらいました。
買ってはみたものの、その後しばらく出番が無かったこの素材が、ようやく日の目を見る時がやってきました(笑)。

中々歯ごたえのある素材ですが、電動工具のおかげであっという間に加工が済んでしまいます。
よく「もっと早く買っておけばよかった」と言いますが、ここにあげる3種の神器は、ごくごく一般的な家庭でも、あると物凄く重宝しますので、心の底からお勧めします。

さて、サックリ加工した平板を、ハンドベンダーで綺麗に折り曲げてゆきます。
角度とかは勘ですが、ここで大事なのは折り目を付けてから両方のサイズをシンメトリーにしておくこと。
曲げ方や位置が微妙にずれていると、まっすぐな板であるライセンスホルダーをドッキングするときに矛盾(捩じれ)が生じてしまうからです。
1mmのずれも見逃さず、双方を厳密にそろえて修正を加えておきます。

仕事が完璧なら、このようにすんなりと取り付けることが可能です(←完璧じゃなかった)。
どんだけ出るんだよ・・・・と言うほどに飛び出しておりますが、これでいいんです。

今回は、対象となる鋳物アルミシートに開いているネジ穴へ、正確にガイドできないといけません。
レールの代わりにインナーフェンダーを外してきて位置合わせを行います。

これが仮止めの状態ですが、収まりも良く固定出来ました。
リアタイヤの後端にわずかに届かない様、微妙に調節したのが効いています。

事前に計算して作ったので当たり前ですが、美しくセットできています。
出過ぎず、潜り過ぎず、ナンバーライトの存在感がほぼゼロで、理想的な収まりです。
被りの深い、このシートカウルの特徴を生かしたコーディネートです。

ここまでできると、またウィンカーの様にライセンスホルダーの汚さが気になります。
ストック部品とはいえ、こんなところで車両の格を下げてはいけません。
これらもすべて分解清掃した上で、再塗装することにしました。

ワイヤーガイドに使われていたフジツボは再利用します。
すべてが完成したら、3Mのバチクソ粘着するテープで固定し直します。

常々思うのですが、アクティブのLEDライセンスホルダーはコードが長すぎます。
色々な車種んみ取り付ける際に困らないためだと思うんですが、それにしてもです。
今回はワンタッチカプラー式に全部直したいので、ピッタリまで配線も詰めます。

LED発行部分のブラスチック感が許せなくなってきましたw

おもむろにマスキングして・・・・

これも塗装しちゃいましょう。
こんな所にも、ちっちゃい神様来てくれるかな・・・・(笑)。

なんだかんだで塗装パーティーになりました。
こんなことやってるから全然進まないんです。

アルミ物は全部足付けしないとはがれてきてしまいます。
ランダムサンダーの#400ぐらいで適当に荒らします。

この程度まで追い込んだら勘弁してやります。
あとは5分艶ブラックのドロドロがいい感じに目消ししてくれます。

そうとは言え、寒い時期の金属塗装は垂れまくりますので、ミッチャクロンぐらいは吹いておきます。

乾燥を待って組付けてゆきましょう。
果たして「神は細部に宿る」でしょうか?!

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