GSX-R1300 Hayabusa RestMod㉔

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SUZUKI
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シングルシートカバー作成3

大きな落とし穴には蓋をします。
切った部分は残しておいて良かった。
プラスチック溶着にて固定した後、ベルトサンダーでピンの頭を綺麗に飛ばしたら、薄付けの金属パテで埋め戻して仕上げます。

ざっくりと削り込んだら面を出してゆきます。
手磨きでは限界で、ここはサンディングブロックを使わないと、この位の幅は何時までも均一に慣らすことが出来ません。
当然基本的な腕も大事ですが、状況や必要に応じて道具を使い分けないと、作業効率が悪くて仕方ありません。
曲線にはコンパウンドに使う柔らかいスポンジが貼ってあるブロックを。
直線には、ベルクロ式のサンディングペーパーをセットできるハードスポンジタイプを使います。

シートカバーから切り出したツメが、しっかりとフレームに勘合していることを確認します。
左右の高さのズレなども無いように、慎重に測定します。

下から見た感じはこんな風。
純正のベースを切って使うメリットがここにあるという訳です。
これを一から造作する事のなんと無駄な事か。
それぞれの素材のちがいをしっかり見極めながら、適切な方法で作業を進めて行きます。

こうしてようやく、シートキャッチに「カチリ」と合体可能なシートカバーの出来上がりです。
純正キーでシリンダーを回すと、ワイヤーが引かれて脱着できる様は、純正のそれと変わりません。
ガチャン、パチン!としっかり嵌り、鍵を回せばスッと外れます。
イグニッションキーと同じワンキーであることも、所有欲を満たしてくれます。
雑なやりっぱなしカスタムや、剥ぎ取ってゆくだけの単純なレーサー化とは違う、高品質さを感じることが出来る瞬間です。

シングルシートカバー作成4

整然と収まるべき位置に収まるべきものがあり、無駄もありません。
完全なる移植作業が完了しました。

オリジナルのシートカウルとの勘合もバッチリ調整。
隙間が山なりになっており、当初水平ラインが取れてませんでしたが、修正済みです。
コンセプトモデルにあった”ビックウェーブ形状”は敢えて採用しませんでした。
実際に乗り込んだ際に、シートポジションの自由度が減り、窮屈に感じたからです。
また、お尻が下がると同時に、エッジ部分がぶつかるのも不快でした。
格好も大事ですが、ここだけは実用性を優先しました。

2コートのグラス・スプラッシュホワイトで塗装です。
隠蔽率の高い下塗りのホワイトは、うっすらと青みがかった白でした。
その白の上に、色の無いアルミフレークのクリアが乗る事で、クールなホワイトパールになります。
光が当たっても、黄色くもならず、虹色にもならないこのパールは、私に大のお気に入りです。

シートのキーシリンダーをキャッチと結ぶワイヤーが短くて届きませんでした。
スズキの他の車種用の物を代用して長くします。

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