ZX-10R J/KをNinja化する㊱

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KAWASAKI
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細部への拘り

電装系を仕上げる前に、バッテリーを収納するアンダートレイを作っていました。
シングルシーター化のデザインを追い込んだ結果、ノーマルのインナーフェンダーでは格好よくならない事が判明した為です。
前も後ろもインナーフェンダーも・・・・・全てにおいて妥協を許さず、デザインに拘ります。
当然同系統の塗装で仕上げてあり、インナーは艶消し、アウターはクリアコートです。
見えない所まで、徹底的に綺麗に仕上げます。

ベースはAーTECH製のリアアンダートレイですが、様々加工してあります。
バッテリーの位置も変更し、マスの中心化を図りました。

動作確認用の仮バッテリーも補充電して、メーターの動作確認に備えます。
電装系が終われば、あとは外装を一気に仕上げる塗装で終了ですので、ここは配線の長さや取り回しにも注意して、綺麗にしておきたいところです。

パルス線の正体も突き止めたので、スマートに分岐させます。

コックピットデザイン

これが完成したコックピットのデザインです。
元々狭いカウルの中にコレをしまい込むにはギリギリでしたが、理想的な形に仕上がっています。
ノーマルのメーターハウジングをかなり加工して、ワンオフのカーボンメーターパネルの完成です。

イルミネーションを点灯するとこんな感じになります。
まだパルスを拾えるかどうかは分かりませんが、なかなか良い眺めです。
一気にカスタムマシンの雰囲気が出てきました。

配線にも拘りを

メーター裏から唯一撮れる⑨の線は、調べたところどうやら 茶/白 の線でした。
配線図と睨めっこしていると、様々なことが分かるので面白いです。
因みにこの車両はUS仕様で、それをMOTO.JPさんでフルパワーECUに書き換えをしているようです。
実際に乗ってませんが、軽量化とも相まって相当速そうです💦。

メーターのイグニッション⑨の線は、Defiのイグニッションと結線し、DefiのイルミネーションONの線は、ヘッドライトLoではなく、LEDデイライトの+端子を貰う事にしました。
配線の長さを最短にしてすっきりと収め、被覆を元に戻します。

ようやく電気を通すことが出来ました。
3Mコンパウンドで磨き直し、小傷が全く無い綺麗なメーターフェイスに、針が浮かび上がります。
この後、燃料系を接続してからエンジンを掛け、実際にパルスを拾うかどうか試します。

電源を設置した事によって、テールの配線も一から作り直します。
ギボシを使わずに、ちゃんとカプラーで処理します。
バイクが動けばいいと言うのではなく、あくまでノーマルの様な整備性も求めます。
コンプリートマシンですから、見えない所にも美しさが必要です。

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