歴史は繰り返す
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カウルを車体サイズを合わせる為に幅を広げます。
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ホットボンドで仮固定しながら、サイズ感を調整します。
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様々な微調整を行ったうえで、あらかじめ作っておいたスクリーンリブを合わせます。
スクリーンの方が長かったので、カウルは延長します。
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汎用性も考え、バンディッド用のスクリーンを使いましたが、シルエット的に問題なさそうです。
あつらえたようにピッタリです。
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少しハイトが気になりますが、まずは作り切ってみましょう。
シルエット変更
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かなり粘度の高いファイバーパテを作成し、裏から練り込みます。
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冬場のガレージは寒くて、なかなか反応が進まないので、赤外線ヒーターを使って素早く硬化させることで、作業時間を短縮します。
※暖め過ぎは火災の危険があるので注意
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ワイド化され、バンディット用のスクリーンが付く様になったMH900eのアッパーカウルです。
狙い通り、余り違和感なく作れました。
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MH900eのアッパーは、ヘッドライト周辺のカーブが急速に収束することで陥没しているようにも見えてしまいます。
サイドから見た時に灰汁が無いプレーンな造形で好きですが、今回のデザインコンセプトに対しては「弱い」ので、ちょっと変更します。
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粘度を使って精度を上げ、一気に形成するかどうか迷いましたが、簡易にPP板を重ね合わせながらファイバーパテで造形してみます。
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アルミテープで隙間を埋めつつガッチリ固定し、ファイバーパテを流し込みます。
ヒーターがあると、作業スピードが劇的に上がります。
リンク
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![](https://rideqstudio.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_5918-1024x768.jpg)
荒く面取りしたら完全硬化を待ちます。
ここからは、手の感覚だけに頼った繊細な作業です。