2010年式GSX-R1000 クラシックカスタム①

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GSX-R1000 K8 Classicカスタムを振り返る

2022年7月にリリースした、2008年式GSX-R1000クラシックレーサーカスタムは、自分で言うのもなんですが、控えめに言っても傑作でした。
1986年式GSX-R750Rのヨシムラ限定カラーに的を絞り、オマージュしたものでした。


既存のカウルを二つに割いたうえでワイド化し、各部を違和感なくモデファイして現代の1000CC車両にピッタリとフィットさせた上で、シートカウルもそれに合わせ刷新し、ヨシムラのグラフィックも若干現代風に解釈し直したと言う、野心的な作品です。
レトロ・クラシックと言うと、オリジナルに傾倒するがあまり、壮大なコストと労力をかけて「じゃないほう」を作ってしまいがちですが、モデファイには細心の注意を払いました。


フェンダー形状ですら成立フォークに付いていた当時の面影を残す造形とし、各部にしっかりとGSX-Rデザインのフィロソフィーを盛り込んであります。

懐かしいハーフカウル仕様とし、集合管を魅せる形にしたのもこの車両をさらに印象的にしています。
そのためのホイールやマフラーも、妥協無く高価な物・最適な色や形である物をチョイスしました。

何の違和感もなく、K8をベースに現代によみがえったGU74Aは迫力満点です。
制作工程については以下の記事をご参照ください。

伝説をUPDATEする

今回は、2008年式のGSX-R1000 K8をベースに、伝説のGU74Aを蘇らせる事に成功した事を踏まえ、次世代へのVersionUPを模索します。
そうです、現行モデル一つ前のモデルで世界的ロングセラーとなった「K9~L6」車両で再現する可能性について検討します。

ここで改めて、GSX-R1000 K9~L6車両をドナー視点で分析します。
これまでのK1から続くエンジンが、完全に新設計されコンパクトになったのでマスの集中化が進み、全体として”小さくなる”一方で、スイングアームを33mmも延長させたのが大きな特徴です。
この変更は、サーキットでのタイムよりも、公道での扱いやすさを重んじるGSX-R1000らしいものと言えます。
クラシック化の相性として、ホイールベースは長い方が良いので、今回は有利に働きそうです。
前期型となるK9~L1まではチタン二本出しマフラー、後期のL2~L6はオーソドックスな右側一本出し。
前期のキャタライザーは比較的小さく、スリップオンに切り替えればキャンセルできますが、後期のパイプ内蔵型キャタライザーはパイプ内に仕込まれており、スリップオンへの交換をしても残ってしまうので、アンダーカウルなどで少し隠す必要がある為、少々デザイン上の制約を受けそうです。

早速L0をベースにレンダリングを開始です。
まずはイメージスケッチですのでカウルのサイズ感は無視して、理想形を確認します。

アッパーを下げれば格好は良くなりますが、実写となるとブレーキのタンクなどがナックルガード部分の当たってしまい、ハンドルを切る事が出来なくなるので非常に危険です。
ここでデザインを優先しカウルに合わせた場合、ハンドル位置はさらに下がってしまい、もう年寄りには乗れなくなります(笑)。

オリジナルのミドルカウルは横に短くコンパクトです。
何かの意味があるであろう穴も開いています。
エアーも吸い込むのではなく、吸い出して吐き出させる必要があり、現代バイクの排熱を考えると、形状が逆だと思います。

タンクは出来るだけロングに見せるようなタンクエンドを考えてみました。
しかし、突き出て来た分、ハンドルは更に遠くなり、腕が伸びきってしまうでしょう。
ハンドルだけでも垂れ角度ゼロにして、改善したいところです。

シートの形状は往年の形をイメージしましたが、シートフレームの形状や、シートキャッチのメカニズムを考えると現実的ではありませんね。
もっとカバーも上の方で分割する必要がありそうです。
ただ、全体的な形は好みなので出来るだけ再現したいと思います。

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